重要!!タイ旅行中のコロナ感染について(詳しく説明)
2022-08-22
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皆さん。コロナに感染することはもはや普通のことです。そこで、弊社の社員が実体験したタイ旅行中のコロナ感染してどのような対応、手続きをしたのか、生の情報をお伝え致します。
家族5名(大人2名+子供3名/子供小学生)の場合
私達家族は、2022年07月30日から2022年08月07日までタイに滞在する予定でした。
タイには、観光目的のため、ノービザで滞在致しました。
07月30日 関西空港 TG623便でバンコクへ渡航途中、長女が体調を崩し、体温計で体温を測ったところ、38.4°でした。子供のため、急に熱が上がることも考えられ、心配だったのが、バンコク到着後、サーモグラフィーなどの体温チェックでした。
機内では、万が一のことを考えて家族全員マスクを着用し、静かに過ごしました。
バンコク到着後、長女は歩けたため、イミグレーション(出入国手続き)の場所まで移動しましたが、途中、体温をチェックするような場所はなく、そのままイミグレーション(入国手続き)に行き、入国手続きができました。そのまま荷物を取りに行き、税関を通り、ホテルのスタッフの出迎え場所まで移動しました。ホテルの送迎車を依頼していたため、ホテルの送迎車に荷物を載せ、そのままホテルに移動しました。
ホテルの送迎車は、運転手とお客様の座席がきちんと区別されており、感染対策ができておりました。
我々家族は、知り合いにもガイドさんにも会わず、チェックインを済ませてお部屋に上がりました。
お部屋に上がった後、バンコクでは簡単に手に入るATK 簡易検査を用意し、簡易検査を行いました。家族全員07月30日は、陰性の結果でした。陰性の結果でしたが、万が一のことも考えて外出も控えて食事もルームサービスを頼みました。07月30日は、何事もなく、就寝し、次の日を迎えました。
07月31日の早朝、子供達の体温を測ると3名とも37.5°以上の体温があり、体調も少し悪い印象で、妻も喉が痛く、発熱もありました。家族5名再度ATK簡易検査を行ったところ、夫以外の4名の検査キッドに陽性反応が出ました。
そこで、陰性である夫は、日本で加入していたコロナ対象の保険証を見てバンコクでキャッシュレスで受け入れてくれる病院や立替払いで受け入れてくれる病院を問い合わせしました。
今回、日本で加入していた保険会社は、エイチ・エス保険です。エイチ・エス保険で、受け入れてもらえる病院に問い合わせをしたところ、入院はできないが診断をしてくれる病院が多く、入院を受け入れてくれる病院も含めていくつかの病院をあたりました。
★皆さん。ここで注意ポイントです。
日本で加入されている保険会社によりキャッシュレス(病院での支払いなし)で受け入れてくれる病院の数が異なります。キャッシュ(現金/現地通貨)をお持ちでない方は、キャッシュレスの病院やクレジットカードが使用できる病院など事前に調べておく必要がございます。
バンコクの病院では、基本日本語が通じません。日本語の通訳が駐在している病院を事前に調べておき、加入している保険会社が対応できるのかどうかを確認しておく必要がございます。
今回、エイチ・エス保険を初めて加入したため、事前に調べておりましたが、AIG保険よりも対応できる病院が少ないと感じました。あくまでも個人の感想でございます。
エイチ・エス保険のサポートセンターは、タイの携帯電話又はタイの固定電話からでないとサポートセンターに掛けることができません。旅行で来られている方は、タイの携帯や固定電話を持っていないため、不便であると感じました。
日本で対応している番号もございますが、国際電話が有料であり、09:00~17:00の営業時間の対応となります。急いでいる場合には、不向きかもしれません。個人的な感想でございます。
他の会社がどこまでサポートセンターで対応できるか、把握はできておりませんが、日本でコロナ対応の保険を加入する際に病気になった時のサポートセンターや受け入れ病院などきちんと確認すべきと思います。
いろいろと調べた結果、スクンビット地区(BTSエカマイ駅近く)にあるスクンビット病院へ行くことになりました。スクンビット病院は症状によって入院も可能とのこと、日本語のサポートセンターがあることなどの理由で、この病院に決めました。
病院には、本来車などの移動が良いのですが、マスクを着用し、BTSに乗車し、BTSで移動し、病院に向かいました。病院に事前連絡をして予約をしていたため、日本語対応のスタッフもすぐに対応してくれました。
★皆さん。ここで、注意ポイントです。
病院の診察に必要なもの:各個人のパスポート、海外傷害保険証(英文)、アレルギーなどある場合のお薬手帳など
病院に到着後、書類の作成と保険会社との連絡など基本的な手続きは病院スタッフが対応してくれますが、書類の記入や保険会社と担当者との確認事項などは、家族の代表又は本人が行わないといけません。
体調が悪い方が書類を記入したり、保険会社とやり取りをすることは少ししんどいと感じました。
手続きが完了後、まず、ドクター(医者)に診察をしてくれます。各個人の症状を説明し、診断します。
その後、今回の家族は、PCR検査とレントゲンのセットで検査をしたため、PCR検査とレントゲンの検査を行いました。PCR検査の結果は、24時間後の翌日に結果を連絡してくれます。
レントゲンの結果もPCR検査の結果と一緒に説明してくれます。
診察及び検査が完了後、会計を行い、ドクター(医者)から処方された薬をもらいました。
4名分の診察と処方箋をもらい、清算も行うため、かなり時間がかかってしまいました。
07月31日日曜日09:00~11:30頃までかかりました。
他の患者さんもおり、仕方ないと思っております。
★皆さん。ここで注意ポイントです。
キャッシュレスされている場合は問題ないですが、立替払いの場合や日本で加入している医療保険などで保険料をもらう場合には、ドクター(医者)の診断書とPCR検査の陽性証明書が必要となります。
診察の際に必ず、ドクター(医者)の診断書とPCR検査の陽性証明書をもらうように依頼をしてください。
08月01日翌日病院からPCR検査の結果が午後に届き、4名ともPCR検査陽性となり、担当のドクター(医者)より08月01日の症状の確認、レントゲン診察の結果、PCR検査の結果など説明を受け、正式な診断書を作成してもらう依頼を再度行い、08月01日病院に診断書を取りに行きました。
08月01日まで陰性だった夫も08月02日ATK簡易検査キッドで陽性となり、同じようにスクンビット病院に行き、診察、PCR検査、レントゲン検査を行いました。朝早く病院に行ったため、前回より早く診察も終わり、処方箋もらえて清算もすぐに終わりました。09:00~10:00には終わっておりました。
今回、皆さんへ申し上げたいことは、
①日本で加入している保険会社の契約内容をきちんと確認すること
②病気になった場合、対応してくれる病院を事前に確認。(キャッシュレス、クレジットカード清算可能)
③病院が日本語対応可能なのか、きちんと診察してくれるのかなど
ドクター(医者)から指示があった隔離期間ですが、
検査した日から数えて10日間は、隔離期間となります。
今回の家族は、07月31日に病院で検査しているため、08月09日まで隔離期間となり、08月10日より
活動再開可能となりました。
ここで問題です。
①コロナ陽性者を受け入れてくれるホテルを探すこと。
ほとんどの方は病院に入院しません。自主隔離となります。自主隔離の場所を確保しないといけません。
宿泊していたホテルにコロナ感染してもそのまま宿泊してもらえるのか、交渉が必要です。
今回、宿泊したホテルでは、コロナ感染しても外出しない条件で、継続して宿泊できることで承諾をもらえました。ホテルによっては、受け入れてくれない場合もあり、別のホテルを手配しないといけないこともございます
②家族全員活動再開できる日が、すでに帰国日を過ぎております。もともとは、08月06日の深夜便で関西空港へ帰国する予定でした。日本で購入している航空券で、帰国便を変更してもらえるのか、確認が必要です。
今回は、関西空港よりタイ国際航空の往復航空券を手配しておりましたが、タイ国際航空のバンコク本社に問い合わせをしたところ、日本で申し込みしている旅行会社に連絡をして日本で申し込んでいる旅行会社より帰国便の変更ができるかどうか、確認をしてほしいと言われました。そのまま日本で申し込んだ旅行会社に問い合わせしたところ、タイ国際航空では、コロナの陽性証明書や診断書があっても変更に応じてもらえず、帰国便は新しい航空券を購入する必要になりました。尚、購入している航空券が帰国便変更可能な航空券の場合には、変更可能です。但し、今回、関西空港の帰国便は、08月23日まで空いておりませんでした。
帰国する日も日本のお盆と重なっており、座席も空いておらず、最終的に08月16日の関西空港帰国ではなく
、成田空港へ帰国する片道航空券で手配を致しました。料金も非常に高く、日本で往復航空券を購入した金額とほとんど変わらない金額の片道航空券を購入することなりました。
以上、2点コロナに感染した際、すぐに行動しないといけません。
★皆さん。ここで、注意ポイントです。
キャッシュレスで対応できない費用は、すべて立替払いとなります。
コロナ感染して延泊した宿泊費用、帰国便が変更できなかった場合の帰国便再手配の航空券代金など一度立替し、帰国後、加入している保険会社へ請求します。尚、帰国便が有料で変更した場合も同じです。
必ず、請求書と支払った後の領収書を必ずもらい、日本へ持って帰ること。
隔離10日間明けた後、帰国までの準備が必要です。
①ビザの残存が残っているのか、もし、ビザの残存が残っていない場合には、観光(ノービザ)で来られた方は
、タイのイミグレーションで、ノービザの延長手続きが必要です。バンコク滞在の場合には、在タイ日本大使
館へお問い合わせください。バンコク以外の場合でもご相談頂けますが、検索してタイのイミグレーションが
あるのか、探してください。プーケットには、プーケットタウンとパトン地区にございます。
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html ⇒在タイ日本大使館のウェブサイトです。
②日本帰国用のmysosのアプリ登録と登録に必要な手続きを入力してください。
簡単な説明動画はこちらになります。
③日本帰国用のPCR検査 本来、コロナに感染していなければ、PCR検査の方法はこだわりません。
今回、コロナ感染したため、抗原定量検査という検査方法(唾液による検査)を専門に行っている病院で検査
が必要となります。普通のPCR検査ですと感染力のないコロナウィルスが反応してしまい、偽陽性となりま
す。その偽陽性をさせないため、正確な検査ができる抗原定量検査で帰国用のPCR検査を行って下さい。
万が一、定量抗原検査で検査して陽性になった場合、病院に行き、回復証明書をもらい、その回復証明書を在
タイ日本大使館に持っていき、回復証明書の承諾をもらい、初めて帰国できます。
万が一、定量抗原検査で陽性になった場合には、帰国までに病院や大使館で手続きが必要なため、時間的な余
裕を考えて帰国便をご手配下さい。
日本帰国用の検査は、帰国便の出発時間から72時間前対象となります。
まさか、自分がコロナ感染するなど予想しておりませんでしたが、日本でも海外でもコロナはいつどこで感染してもおかしくないです。コロナに感染したところで、重症化するケースは低いとされておりますが、軽症であれ
、きちんと治療を受け、薬を処方し、ゆっくり休み、食事も取る。10日間の隔離は正直しんどいですが、それでも帰国できないわけではございません。
仕事もパソコンがあれば、リモートで仕事可能です。
考え方は、いろいろですが、海外でコロナ感染したくなくてもなるときにはなります。
コロナ感染することも前提に旅行の準備と心の準備を行って下さい。
万が一、コロナ感染した場合には、上記の体験談を活用して頂ければ、幸いでございます。
最後に私が申し上げることは、もし、インターネットで、ホテルや航空券をご自分で手配している場合、コロナ感染したご自身がすべてのことを行います。自己責任となり、大変な思いをすることになります。
私の個人的な考えでございますが、若干の手数料は取られてしまいますが、弊社のような旅行会社や海外支店のある会社に依頼をすれば、コロナ感染した際にも相談に応じることができます。弊社が手配しているホテルや航空券であれば、ご本人に代わり交渉や確認することも可能です。有料サービスでございますが、病院に弊社のガイドを同行することも可能です。その手間を考えた場合、弊社のような旅行会社にお申込みすることは良い選択と思います。
東洋トラベル株式会社
メールアドレス:toyorequest@toyotravel.co.jp
電話番号:06-6315-7511